2021/7/5

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MESSAGE

from 実行委員長

2021/7/5

FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO- “無事” 終了!


FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-が終了して、2週間が経過しましたが
FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-にて、新型コロナウィルスの感染報告及び集団感染は御座いませんでした。

これを持って、FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-は ”無事” に終了した事をご報告させて頂きます。

これは
出演頂いたアーティスト・関係者の皆様
開催を支えて下さった協賛企業の皆様
会場を盛り上げ・彩って頂きました飲食/アパレル出店の皆様
ご協力頂いた裏方スタッフ・NSMの学生の皆様/ボランティアスタッフの皆様/地元バンドマンのみんな

そして、約束をしっかりと守って下さったご来場者の皆様。

ひとえに全ての皆様のライブ・フェスティバル・音楽を守ろうとする想いがひとつ実った結果だと、心から感謝しております。
本当にありがとうございました。

今回は初めての会場での開催、コロナ禍におけるガイドライン制限、緊急事態宣言下での開催と
かなりチャレンジングな開催となりました。

感染症対策に注力する上で、
どうしても解決出来なかった物理的な問題(リストバンド引き換え所要時間や・各ホールへの入場規制など)から
1人残らず全員の最高の笑顔が溢れる1日に、を達成出来たのか?という自問自答は終了後も何度も繰り返しました。
お目当てのアーティストが見れなかった皆さん、本当に申し訳ありません。

今の世の中では、ライブ・フェスティバルをはじめとするエンターテインメントが不要不急とされる事が多々あります。
昨年においては、フェスティバルはもちろん、ライブハウスでのライブもままならず、耐え忍んだ1年になりました。
その中で活動休止や解散を選んだアーティスト・閉店せざるを得なかったライブハウス、悲しいニュースばかりを目にしました。
そして、コロナ禍における生活の中で、生きている意味さえも見失う程、心が疲弊した瞬間がありました。

今回、FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-が関わって下さった皆さんにとって
どこまでの「希望の光」になれたのかは正直、分かりません。

ただ、少なくとも僕は、僕の人生においては、ライブ・フェスティバルをはじめとするエンターテインメントが不要不急だとは
開催前・当日・開催後もどうしても考えられませんでした。


アーティストもご来場者も久しぶりの友人や仲間との再会にほころぶ顔を沢山観ました。
マスクをしていても十分に分かる程の満面の笑みを数えきれないほど、沢山観ることが出来ました。
一緒に歌う事、歓声を上げる事が出来なくても、涙が出そうなくらい感情が高ぶった瞬間が何度も会場で共鳴しました。
それぞれの見えない大切な「何か」を守ろうと、沢山の気持ちがひとつになった瞬間に何度も何度を心を震わせました。

一人でも多くの皆さんが同じ気持ちでいてくれたら、これ以上に幸せで嬉しい事はないです。

自由こそが音楽だと、フェスティバルだと思い、その名を掲げて「FREEDOM NAGOYA」をここまで10年やってきました。
その積み上げて来た10年間とは違った形を模索し受け入れてでも、「FREEDOM NAGOYA」を開催した事に
やはり意味と意義があると強く思いました。

現在の世の中の状況も踏まえた上で、定められたガイドラインの元、許されている自由が僕たちにはあります。
その中で1人1人が自身で考えること、選択すること、行動すること、その自由が僕たちにはあります。

その自由が今年の「FREEDOM NAGOYA」でした。

先程FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-のAfter Movie・Photo Galleryを公開しました。
名前も知らない他人同士でも、音楽・ライブを通じて心が通う瞬間が確かにそこにあった事、感じて頂けると思います。

残念ながら、今回様々な事情で泣く泣く参加できなかった方々、お目当てのアーティストを見れず悔しい思いをされた方
いつか全員でまた笑い合える時が来るまで、必ずこの場所を守り続けていきます。

その時を信じて待っていて頂けると嬉しいです。

そして最後になり恐縮ですが、医療従事者の方々をはじめ、我々の健康と生活を支えて下さっている
多くの関係者の皆様に心から感謝致します。

また来年、お会いできるのを楽しみにしております。

沢山の皆さんのお力添え
本当にありがとうございました。

綿谷”wata”剛
(FREEDOM NAGOYA実行委員長)